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K.ODA 2002 5/6 大阪








K.ODA TOUR 2002「KIRA KIRA」
2002年5月6日(月)大阪国際会議場メインホール

オンステージシートには、40数名が着席。ステージ中央より座席10数列分の花道が設定されている。予定時間を約20分過ぎて開演。
中央スクリーンに、「自己ベスト」ジャケットでお馴染みのK.ODA IslandのCGアニメーションが登場。 そこに車で入っていくという設定の映像。
「WELCOME TO K.ODA ISLAND. ARE YOU READY?」で、小田さん中央のグランドピアノ前に登場。

ピアノ弾き語りで
「キラキラ」
「MY HOME TOWN」
(この曲途中よりフルバンド)

フルバンドで
「風の街」(スクリーンに歌詞が映し出される)
「春風に乱れて」

MC.メンバー紹介。

「夏の日」
「愛を止めないで」
「Oh!Yeah!」
「海へ続く道」
(加藤いづみボーカル)

花道に ギターを手にした小田さん、稲葉さん、アコーディオンを手にした栗尾さんが出て, アコースティック中心の演奏で
「さよなら」
「僕らの時代」
「勝手に寂しくならないで」

小田さんだけが花道に残り、ギター弾き語りで
「woh woh」

中央スクリーンにて、ご当地紀行VTR
~新大阪駅
~佐藤竹善さんのコンサートリハーサル場

  小田さんニヤニヤしながら竹善さんに向かって「ちょっとダイエットしたんほうがいいんじゃないの?」
  竹善さん「これでもダイエットしたんですよ」とTシャツ越しでもわかるふくよかな(?)胸を張りながら言う。
  小田さん苦笑しながら「とてもダイエット成功したとは思えない」
~竹善さんコンサート本番風景
~心斎橋「ミヤコ楽器」
  表にミスチルのコーナーがあるのを見て「ミスチルばっかりですね。これでいいんでしょうかねぇ」
  だが店内に一歩入るや、巨大な小田和正コーナー(というより店内小田和正一色)を見て一瞬たじろぐ。
  いやぁ、恥ずかしいですね。とても中に入れません。」
  「恥ずかしい!」を連発。 それでも嬉しそうに中に入り、一般のお客さんにぶつかったりしながら興奮気味。
~心斎橋筋をちょっと横にはいった路上で
  「僕が店にいる間、一枚も売れてなかったなあ。あれ全部返品されるんじゃないでしょうね」。
  その時派手な衣装に身を包んだご婦人の一群を発見。
  「いやあ、すごいもん見ちゃいました。あれはババアのフラメンコですか?
  さっさと行っちゃいましょう。」と逃げるように立ち去る。
~クリスタ長堀(地下街)
  「あぁ、ここは人が少なくてホッとしますね。疲れちゃったよ。ちょっとお茶しようよ。」
  喫茶店前の通路に配置されたテーブル(地下街でもオープンカフェというのだろうか)で一人お茶する小田さん。
  小さな子どもを連れた男性が近づき小田さんに話し掛け、子どもにも「小田さんだよ」とか何とか言いながら、
  握手したりして立ち去る。
  小田さん「子どもは完全に迷惑そうだったね。」
~大阪城ホール前階段
  「夏にここでやります。久しぶりですね、城ホール」
  そこでロリータっぽい衣装(?)などを着て、写真撮影している若者グループを発見。
  「また変なのいましたね。大丈夫ですかぁ?大阪の人たち!」
~水上バス乗り場前
  「あ、こんなところに水上バスが...わざとらしいですね。」
~水上バス乗船風景
~大阪城公園
  楽しげな一般の人たちの風景。いきなり画面を横切る小田さんの自転車。
  「今回はやっぱこれでしょう!」「大丈夫ですか?行きますよ。後半スタート!!」


「緑の日々」
「ラブ・ストーリーは突然に」~「伝えたいことがあるんだ」
「キラキラ」
「愛の中へ」~「忘れてた思い出のように」
「君住む街へ」

アンコール
FAR EAST CLUB BANDメドレー(4曲)
「またたく星に願いを」
「Yes-No」
(原曲バージョン)

アンコール2回目
「時に愛は」
「私の願い」
(ピアノ弾き語り)
手を振りながら小田さん退場。

中央スクリーンCG~夕方から夜になるK.ODA Island。家路につく人たちの絵。 「みんないつもキラキラ!!」の文字。 客席より拍手。~終演


《印象に残ったMC》
(記憶が頼りなので、細かい表現は違っています。いつしゃべったのかも曖昧なので、順不同です。雰囲気だけわかってもらえると嬉しいです)

始まってすぐ、ニコニコしながら・・・
  「今日はお客さんどうでしょうね。大体ね、わかるんですよ」と場内を見回し
  「年配の人が多いですね.そりゃ、テメエが歳食ってんだからね。
  無理はしなくてもいいですから、乗ってきたら素直に手拍子したりしてくださいね。
  無理に立つことはないですよ。後ろの人がムッとしたりするからね。」

花道について・・・
  「皆さんにできるだけ近づきたいと思って作りました。本当は2階席まで場内くまなく回るくらいにしたいんですが、
  コストとかの問題もあるし、消防法とかいろいろうるさいことがありますからね。」

途中花道に出てきながら、背中を向けることになってしまうオンステージの人や、前の方の観客を気遣って・・・
  「なんか、すみませんねぇ.でもずっとそこ(ステージ上)にいてたから(花道に行ってしまっても)いいでしょ?」

開演が遅れたことについて・・・
  「時間が押してますけど、僕たちのせいじゃないらしいですよ.お客さんの入りが遅いってスタッフが言ってました。」
  「押してますけど、いろいろしゃべりたいし...ちょっとくらい遅くなってもいいでしょ.大阪だしね。」

途中、メモを手に・・・
  「何しゃべるか考えてきてるんですよ」

稲葉さん、栗尾さんとともに花道上のステージに出てきたとき、
斜め後ろでアコーディオンを抱えスタンバイしている栗尾さんを見て・・・

  「あっ、栗ちゃんもいたんだ。(笑)
  彼はいつもキーボードに張り付いてるんで、みんな前に出られていいなあ、って羨ましがってるんですよ.
  だから今回は、コンサート前に急遽アコーディオンをレンタルして...レンタルなんですよぉ.
  セコイ?でも高いからねぇ。」

「懐古趣味と言われそうですが」と前置きして『僕らの時代』を歌ったあとで・・・
  「この曲は、30歳ちょっとのころかな。
  そのときは“あなたの時代が終わったわけでなく、あなたが僕達と歩こうとしないだけ”って、 年上の人に向かって歌ってたんだけど、今歌うとなんか自分に向かって歌ってるみたいだな」

『クリスマスの約束』について・・・
  「初め大阪では放送されなかったんだよね.全国ネットって聞いてたのに、大阪でやらないって聞いたときは腹立ったけど...」

数日前に放送されたBSの「懐かしのフォーク」(?)について・・・
  「皆さん観ましたか?観てるでしょ?NHK。他のなんて観ないでしょ?
  他はバラエティーばっかりやってるからねぇ。いいんでしょうかね、あんなに毎日バラエティーばっかりで...
  まぁ、あんまり言うと悪口になるのでやめときますが。」
  「ビリーバンバンの進さんが出てたね。いやぁ、老けたね。
  老けたなぁ、と思ってそのあとトイレ行って鏡見るとね、テメエも負けずに老けてんだよ.
  ハハハ...わざわざ確かめに行っちゃったよ。」

『さよなら』について・・・
  「この曲、好きですか?好き?ふぅん...」本人は好きではないようで...
  「他のやつが作って歌ってたら、なんなんだ、って思いますよね.“君の頬を涙が...”なんてねぇ。」

途中で奇妙な笑い声を響かせたお客さんに向かって...
  「すごいですねぇ、ヒーヒー言ってますね。ネ、よく言われるでしょ、友達に。”あ、またヒーヒー言ってる”って...」

終わり近くになって・・・
  「今日はスクリーンや花道のある最初のステージだったんで、配分がよくつかめなくて、途中何回も酸欠になって倒れそうになりましたけど、
  でもずっと笑ってたでしょ?芸人根性っていうかね。」
  「今日の皆さんの反応によってはこれからのステージを考え直さないといけなくなるんですけど...
  皆さんの笑顔に支えられて頑張りたいと思います。」


《チーちゃん的感想》
私にとっては1982年の「over」以来、実に20年ぶりの生小田さん。
あの頃とは別人のように饒舌で、そしてあの頃よりはじけて元気な小田さんのパワーに圧倒されました。
昔より声にも深さが増した印象で、特に弾き語りにはひきつけられました。
「愛の中へ」「愛を止めないで」「私の願い」といった昔から聴いていた曲は、小田さんの澄んだ声に涙が出そうになりました。
そして何より、観客やバンドメンバーに対する気遣い、愛情が強く感じられて胸が熱くなりました。
小田さんは、年配のお客さんが多いと言っていましたが、私はあんまりそんな印象は受けませんでした.(えっ!ひょっとして自分がその「年配の人」の一人だから?)
20代から30代の娘さんとそのお母さんとおぼしき人、というお客さんが結構多かったのが印象的でした。
私の2列前にいた二人連れの白髪の婦人達はノリノリでしたが、全体的にみんな年相応に(?)大人しい感じ。
原曲バージョンの『Yes-No』の「君を抱いていいの♪」のあとのブレイクでは、昔はみんな「きゃあ!」という感じだったと思いますが、今回は「まあ、小田さんたら懐かしいわぁ.そんなん言われてもどないしましょ」という感じでした.(どんな感じやねん)
ノリノリで立つべき曲では立って楽しみ、しっとり聴かせる曲は座ってじっくり聴く・・・そんな大人のコンサートでした。



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